お気楽なんちゃって兼業主婦日記

父ちゃんの事2

4月・・・。
やっと終わったなぁ。

父ちゃん。
前の日に「覚悟して下さい。」って言われても、
ピンとこなかった。
熱があるから、「闘病生活を覚悟して下さい。」なのかなぁと、
思い込んでいた、呑気な家族。
信じなかった。
当日、朝8時半に病院に行って、驚いた。
「重病人」
それでも、覚悟なんてしていなかった。
病室を移されても、覚悟なんて出来なかった。
兄ちゃんも呑気に、一服しに行ったり。
母ちゃんも呑気に、お隣の患者さんを心配していたり。

え?と、初めて思ったのは、
呼吸が止まった時。
え?え?え?
呼吸してないよ。
看護士さん達、バタバタバタ~~~~~。
え?え?
なに?
まだ、酸素は入ってます。
すぐに先生を呼びます。
え?なに?

延命処置は始めからお断りしていたけれど、再確認。
母ちゃんと兄ちゃんと私と・・・・。
「いいよね?」
「いいんだよね?」
「いいよ、頑張ったから、いいよ。」

「ご家族だけで、どうぞ」って。
ドアも閉められて。
父ちゃんは、頑張っている。
耳元で順番に。
「お父さん、どうしたの?」
「お父さん、息して!」
「お~~~い、聞こえるか~~~?」
母ちゃんが、つぶやく。
「ダメだ。足が・・・、足が冷たいよ。」
「え?」
「あ・・・・。」
最後の一呼吸。
大きな一呼吸。
「お父さん、、、、、、」
「ありがとう」
「頑張ったね」

お義母さんの朝のお世話をしてくれていたダンナ様が、
すごいタイミングで、病室へ。
「ほんと、今だよ。」
「え?」
気付きません。
「どうしたの?」
「え?」
「ウソでしょ?」
ダンナ様、絶句。

旅支度をしてもらった父ちゃんは、良い顔していました。
病院で寝ている時より、断然「良い顔」。
やっと、静かに眠れたよって顔。
やっと、ゆっくり眠れるよって顔。

病気になって、いろんな事がありました。
でも、病気になったから出来た事があります。
ご飯をあ~んしたり。
添い寝をしたり。
おトイレ手伝ったり。
お風呂に入れたり。
爪をきってあげたり。
着替えさせたり。
病気じゃなかったら出来なかった。
父ちゃんとの時間が、濃い時間で良かった。
触れ合う時間が、いっぱいで良かった。
母ちゃんも言います。
「元気な頃の父ちゃんより、病気の父ちゃんを思い出すよ。
赤ちゃんのお世話と一緒で、充実してたからね。」って。

まだ、1ヶ月も経っていないのに、すっかり元気な家族。
私も元気。
笑っている父ちゃんがいるから。
安心して寝ている父ちゃんがいるから。
「こんな普通で良いのかしら?」と言いながら、
父ちゃんの前でゲラゲラ笑って、晩酌しています。
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by walkojiyasu | 2008-05-04 10:45 | 父ちゃん
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同居中の義母、要支援2。糖尿病・高血圧・脳梗塞で半身麻痺。近所に住む父は要介護5。人工透析&認知症(?)介護に仕事に家事、ダンナ様とミャ~ゴ達のお世話日記♪
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